実は、脱毛サロンは「クーリングオフが可能」って知っていましたか?

クーリングオフというと、通販で買った商品しか使えない…といったイメージがありますが、実際のところは脱毛サロンでも適用されるんです。

  • 「どんな条件ならクーリングオフが使えるのか」
  • 「直接来店するのではなく電話でもOKなのか?」

今回はこういった項目についてご紹介していきます。

これから脱毛サロンに通おうか迷っている方はこの部分も参考にしてみてくださいね。

脱毛サロンならクーリングオフ可能な理由とは?

冒頭でもお話したように、脱毛サロンはクーリングオフが可能です。

この項目では、「どうしてクーリングオフが出来るのか」…この理由についてお伝えしていきますね。

クーリングオフとは、「消費者(契約した人)が商品を購入したり、契約を結んでから一定期間内であれば、契約を解除して返金してもらうことが出来る」という制度ですね。

※クーリングオフが適用される条件は以下の「クーリングオフはいつまで?適用条件をまとめました。」で解説しています。

訪問販売や電話でのセールスならクーリングオフが使える…といったイメージが強いですが、脱毛サロンでも適用される場合があるんです。

脱毛サロンの契約は「医療契約」ではなく、あくまでも「消費する行為」ですので、特定商取引法(消費者の利益を保護するための法律)が適用されます。

つまり、いざ契約した後でも冷静に考える時間が与えられ、場合によっては解約する事もできるのです。

クーリングオフの場合「解約手数料」などは発生しません

これが、脱毛サロンがクーリングオフ可能である理由ですね。

例えば…

無料カウンセリングを受けてみて、サロンの雰囲気や施術の内容などに納得してそのまま契約。でも帰宅して「冷静に考えたらちょっと早まったかも…

といった時などに、このクーリングオフ制度を使う事が出来るのです。

では、脱毛サロンではなく医療脱毛の場合はクーリングオフは適用されるのでしょうか?

ただし、医療脱毛クリニックはクーリングオフ対象外です。

次は「医療脱毛はクーリングオフが出来るのか」といった部分についてお伝えしていきますが、見出しにある通り、医療脱毛の場合はクーリングオフが適用されません

脱毛サロンの場合は、契約自体が「消費する行為」なので、クーリングオフが使える…とお話しました。

ですが、医療脱毛(クリニック)で契約すると「医療契約」になります。

医療契約とは、病院で診療を受けたり治療を受けることを指しており、特定商取引法の対象外となっています。

そのため、“現状では”クーリングオフが適用されないのです。

医療脱毛では、サロンに比べると、脱毛効果がより高いとされるレーザー脱毛を受けることが可能です。

ですが、部位によっては施術にかかる費用がかさんでしまうえ、解約するためには「解約手数料」が発生するケースもあります

契約したけどやっぱり辞めたい…」といったようにキャンセル感覚で契約解除することは出来ませんので、通うクリニックは自分が納得するまで慎重に選ぶことが大切です。

クーリングオフは対象外だけど返金をしてもらえるケースもある

医療脱毛は現在のところクーリングオフが適用されません。

ですが、クリニックによっては返金してもらえるケースもありますので、覚えておくと良いですね。

例えば、パックプラン(回数制)のコースを契約して、途中で解約したい…という場合

「契約金額」から「未消化分の回数(施術1回の料金)」を差し引いた額が返金される金額となります。

また、「通い放題プラン」の契約でも返金してもらえるケースがありますが、施術を受けた回数によっては、対象外になる事も考えられます。

この規定の回数はクリニックによって前後します。

そして、解約の際に「違約金」や「解約手数料」が発生するクリニックも多く存在していますので、契約する際の注意書きはしっかりと目を通すようにしましょう

2017年12月から医療脱毛もクーリングオフの対象に

実は、クーリングオフを対象に、美容医療を追加する事が決定されました。

政府からこの発表があったのは「2017年6月27日」です。

そして、実際に施行されるのは「2017年12月1日」からとなっています。

これまではクーリングオフが出来なかった医療脱毛も適用されることになるんです。

このクーリングの対象となる項目と、適用される条件をまとめました。

対象 適用条件
・脱毛
・ニキビ・シミ・タトゥー除去
・肌のたるみ・しわ取り
・脂肪の溶解
・歯の漂白
・施術が1ヶ月を越える契約
・契約金額が5万円以上

施術が1ヶ月以内で終了するコースだったり、契約する金額が5万円以下の場合は、クーリングオフの適用外となってしまいますが、この改正によって、今までより医療脱毛が通いやすい存在に変わるのではないでしょうか。

クーリングオフはいつまで?適用条件をまとめました。

では、実際に脱毛サロンでクーリングオフを使う場合にどうすれば良いのか手順をお伝えしていきますね。

  • クーリングオフの期間はいつまでなのか
  • クーリングオフの適用条件

この2つの項目についてしっかりとチェックしておきましょう。

クーリングオフの期間はいつまで?

クーリングオフの期間は契約から8日以内となっています。

この期間を過ぎてしまうと、クーリングオフが適用されない事がほとんどですので「あとで連絡」ではなく、クーリングオフがしたいと思った時になるべく余裕をもって手続きを行うようにしましょう。

契約してから8日以内(当日消印有効)の手続きが必要…と覚えておきましょう。

脱毛サロンにおけるクーリングオフの適用条件とは?

クーリングオフは消費者を守る法の一部であり、契約した後でも消費者が希望すれば解除できるとても心強い制度です。

ですが、どんな条件でも関係なくクーリングオフが出来るわけではありません

そのために脱毛サロンに置けるクーリングオフの適用条件を確認しておきましょう。

  • 契約期間が1ヶ月以上
  • 契約金額が5万円以上

こちらがクーリングオフが適用されるための条件ですね。

また、どちらか一方が条件を満たしていなければ、クーリングオフの対象外となってしまうので注意しましょう。

契約期間が1ヶ月以上でも契約金額が5万円以下の場合は、クーリングオフは対象外になります。

もちろん、上記でお伝えした「契約から8日まで」という条件も忘れてはいけません。

クーリングオフの具体的方法!電話・手紙の場合も

この項目では、クーリングオフを行うための具体的な方法についてお話していきますね。

クーリングオフは「手紙」・「電話」のどちらでも行うことが出来ます

契約者の方が直接サロンに行ってクーリングオフの手続きをする必要はありません。

では、具体的な方法や書類の作り方を見ていきましょう。

手紙(はがき)でクーリングオフをする場合

書類を作成するとなると、難しい言葉や専門的な知識が必要そうなイメージがありますが、クーリングオフに関しては「絶対にこう書かなければいけない」といったルールはありません。

「契約を解除します」という内容が書かれている書類を作成して、契約日から8日以内にサロンに到着すれば良いのです。

では、はがきを例にご説明していきますね。

【表面(宛先などを書く面)】

  • サロンの住所
  • サロン名

【裏面(クーリングオフの内容を書く面)】

「契約の解除通知」(タイトル)

  • 契約日
  • サロン名
  • 契約したコース名
  • 契約した金額
  • 右契約を解除しますので通知いたします。
  • 代金としてお支払いした○○円の返還をお願いいたします。
  • 平成○年○月○日
  • 氏名
  • 住所
  • 振込み口座番号

こちらを記入したら、万が一「送られて来ていない」・「契約から8日以内に到着しなかった」なんてトラブルを避ける避けるために、ただポストに投函するのではなく…

  • 書留
  • 特定記録郵便
  • 内容証明

発信日が分かるように、郵便局で上記のサービスを使うのがベターです。また、コピーをして自分用に保存しておきましょう

内容証明については、「発信日」をはじめとして「記載した内容」や「宛先・差出人」まで記録されますので、万が一の時に備えてこちらを選択するのも良いでしょう。

また、クレジットカードを利用して契約をしている場合には、サロンとクレジットカード会社の両方に手紙を送る必要がありますので、注意してください。

電話でクーリングオフをする場合

電話の場合は、通っているサロンに連絡を入れ「クーリングオフがしたい」という内容をスタッフに伝えると、手続きを行えます。

※(サロンによっては電話によるクーリングオフの対応を受け付けていない場合もあります。)

ですが、電話だけでのクーリングオフは推薦できません

上記でお話したように、サロンの中には日付などを誤魔化して「クーリングオフの適用条件に満たない」といったトラブルが起こる可能性もあるからです。

それこそ、全てのサロンがそういった事を行うわけではありませんが、万が一の事を考慮すると手紙などを使ってしっかりと記録するのがオススメです。

クーリングオフの期間や適用条件を再チェックしよう

それでは、クーリングオフするための具体的な方法と適用条件などを簡単にまとめていきましょう。

期間 適用条件
契約から8日以内
(当日消印有効)
・契約期間が1ヶ月以上
・契約金額が5万円以上
  • 書類で送る際に「書留・特定記録郵便・内容証明」を使うのが良い
  • トラブルが発生する可能性があるため電話で伝えるのは非推薦
  • クレジットカードを利用して契約している場合は、「サロン」・「クレジットカード会社」の両方に書類を送る

クーリングオフ期間が過ぎていた!その場合はどうする?

もしも、クーリングオフ期間が過ぎてしまった場合は、当然クーリングオフを行う事は出来なくなります

ですが、このクーリングオフ期間が過ぎた日から「中途解約」を行う事が出来るようになります。

※ただし、サロンによっては中途解約を行うための条件が設けられているケースがありますので下の項目の「脱毛サロンによって条件や手数料が異なる!」を参考にしてみてください。

もちろん、解約するための理由は必要ありません。解約をしたいと希望すればどんな理由であれ途中で解約することが可能なのです。

解約の方法はサロンによって異なりますが多くのサロンの場合、以下の流れで解約をすることが出来ます。

  • サロンに電話で連絡
  • 書類が送付される
  • 書類に必要事項を記入してサロンに送付
  • 返金

なお、クーリングオフ期間が過ぎてしまったからといって、契約終了まで絶対に通い続けなければいけない…というわけではありません。

解約したい事をスタッフに伝えれば、手続きを行ってくれますので、「やっぱり自分には合っていなかった」と感じたのであれば、無理をして通うよりも解約を選択する方が良いでしょう。

中途解約となり解約手数料などがかかることがある

ただし、中途解約の場合はクーリングオフと違って「違約金」や「解約手数料」が発生するため、全額返金は難しいのが現状です。

この解約手数料はサロンによって異なります。

中には解約手数料が発生しないサロンもありますので、次の項目で大手脱毛サロンの解約手数料についてご覧になってみてください。

脱毛サロンによって条件や手数料が異なる!各サロンをチェックしよう

中途解約の手数料は、脱毛サロンによっても変動します。

そのため、ここでは大手脱毛サロンである…

  • ミュゼ
  • キレイモ
  • 脱毛ラボ
  • 銀座カラー
  • シースリー

こちらの5社を参考にしてみていきましょう。

手数料 条件
ミュゼ 無し 無し
シースリー 返金額の10% 無し
銀座カラー 返金額の10% 契約1ヶ月以上
契約金5万円以上
脱毛ラボ 返金額の10% 無し
(月額制・都度払いの場合は2ヶ月以上契約)
キレイモ 返金額の10% 2ヶ月以上契約

各サロンとも手数料の上限は2万円となっています。

各サロンの返金の際にかかる手数料と解約の条件についてまとめました。

銀座カラーについては、月額制で契約した場合「最低申し込み期間」(コースによって日数が異なる)が設けられており、この期間中に解約すると返金はありません。

それぞれのサロンを比較してみると、どのサロンも手数料は10%が平均でしたね。手数料の上限は2万円です。

そしてミュゼは唯一「手数料」はかからず「中途解約の条件」がフリーでした。

この中で「解約手数料や解約するための条件」を中心に見れば、気軽に脱毛をしてみたいと言う方はミュゼがオススメできますね。

脱毛サロンとクーリングオフまとめ

それでは最後に、今回お話した脱毛サロンとクーリングオフに関する要点をまとめていきましょう。

  • クーリングオフの条件⇒契約から8日以内かつ契約期間が1ヶ月以上・契約金額が5万円以上の場合適用される。
  • クーリングオフの方法⇒電話や手紙でクーリングオフをすることが出来るが、電話の場合だとトラブルが起こる可能性があるため、手紙など書類で手続きを行うのがベター。
  • クーリングオフ期間が過ぎたら?⇒期間が過ぎるとクーリングオフは出来なくなるが、そのかわり中途解約をすることが出来る。ただし、解約手数料が発生する場合があるので注意。
  • 手数料はいくらかかる?⇒サロンによって異なるが、返金額の10%としているサロンがほとんど。手数料の上限は一律2万円となっている。

今回は、脱毛サロンにおけるクーリングオフの条件をはじめとして、中途解約の注意点を中心にお伝えしていきました。

上記でお話したように、クーリングオフ期間が過ぎてしまうと、解約するために手数料が発生する場合がありますので、先延ばしにせずに余裕をもって手続きを始めるようにしましょう

そして、手続きを行う際には電話などではなく「証拠」が残る手紙などの書類を選択するのが良いです。

これから脱毛サロンに通う方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。