実は、脱毛サロンは「クーリングオフが可能」って知っていましたか?

クーリングオフというと、通販で買った商品しか使えない…といったイメージがありますが、実際のところは脱毛サロンでも適用されるんです。

  • 「どんな条件ならクーリングオフが使えるのか」
  • 「直接来店するのではなく電話でもOKなのか?」

今回はこういった項目についてご紹介していきます。

これから脱毛サロンに通おうか迷っている方はこの部分も参考にしてみてくださいね。

脱毛サロンならクーリングオフ可能な理由とは?

冒頭でもお話したように、脱毛サロンはクーリングオフが可能です。

この項目では、「どうしてクーリングオフが出来るのか」…この理由についてお伝えしていきますね。

クーリングオフとは、「消費者(契約した人)が商品を購入したり、契約を結んでから一定期間内であれば、契約を解除して返金してもらうことが出来る」という制度ですね。

※クーリングオフが適用される条件は以下の「クーリングオフはいつまで?適用条件をまとめました。」で解説しています。

訪問販売や電話でのセールスならクーリングオフが使える…といったイメージが強いですが、脱毛サロンでも適用される場合があるんです。

脱毛サロンの契約は「医療契約」ではなく、あくまでも「消費する行為」ですので、特定商取引法(消費者の利益を保護するための法律)が適用されます。

つまり、いざ契約した後でも冷静に考える時間が与えられ、場合によっては解約する事もできるのです。

クーリングオフの場合「解約手数料」などは発生しません

これが、脱毛サロンがクーリングオフ可能である理由ですね。

例えば…

無料カウンセリングを受けてみて、サロンの雰囲気や施術の内容などに納得してそのまま契約。でも帰宅して「冷静に考えたらちょっと早まったかも…

といった時などに、このクーリングオフ制度を使う事が出来るのです。

では、脱毛サロンではなく医療脱毛の場合はクーリングオフは適用されるのでしょうか?

医療脱毛クリニックもクーリングオフ対象に

すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、2017年12月1日から特定商取引法が改正されたことにより、医療脱毛はクーリングオフの対象となりました

以前まで医療脱毛はクーリングオフが適用外だったため、なかなか手を出しにくい…と感じていた方も多いと思いますが、今回の政令改正によって、医療脱毛がさらに身近なものになったと感じています。

では、実際のところクーリングオフをすると、どういった効果を得ることが出来るのかチェックしてみましょう。

  • 違約金などを支払わずにクリニックとの契約を解除することが可能
  • 支払った契約金を全額返金してもらうことが可能
  • クーリングオフ期間に施術を受けた場合でも代金を支払う必要がない

契約金が全額手元に戻ってくるのはもちろんですが、仮にクーリングオフ期間内に施術を受けてしまっていても、その料金を支払う必要はありません

「契約金は返金しますが、施術を受けたのでその分は返金額から差し引きますね」…といったことにはなりませんので安心してください。

ただし、医療脱毛もクーリングオフを適用するための3つの条件があります

  • 契約から8日以内に申請すること
  • 契約期間(施術期間)が1ヶ月以上であること
  • 合計金額が5万円以上であること

この3つの条件を満たすことで、医療脱毛クリニックでも無条件でクーリングオフを行うことが可能です。

また、契約から8日以上経過してしまった場合は、クーリングオフを利用する事は出来なくなってしまいますが、契約途中でも解約することは可能です。

もちろん、施術を受けていたとしても、解約する際に残額分は返金されます

例えば、全身脱毛5回分を契約しており、1回しか施術を受けていないとします。

その途中で解約する時には「契約金額-施術1回あたりの料金=返金額」としてご自身の口座に振り込まれることになるのです。

医療脱毛の場合は、脱毛サロンのような返金手数料を設けているクリニックは少ない傾向にありますので、未消化分の料金は全額返金されることがほとんどです。

ただ、中には手数料を設定していたり、振込手数料が発生することもありますので、各クリニックの公式サイトを確認するか、初回のカウンセリング時に相談しておくようにしましょう。

政令改正によって医療脱毛はさらに利用しやすくなる

今回の改正は「医療脱毛がクーリングオフに対応する」だけではないんです。

その他にも…

  • 契約の時に「料金・施術内容」が明記された書類を渡す必要がある
  • 強引な勧誘の禁止
  • ウソの情報が記載されていたり誇大な広告の使用を禁止

このような項目も追加されており、もし上記のルールに違反したクリニックは行政処分になってしまいます。

ですから、無料カウンセリングを受けに行った際に、強引に勧誘されて言われるがまま契約してしまった…なんてことも避けられる可能性は高くなりますよね。

とりあえずカウンセリングで相談はしてみたいけれど勧誘が心配という方も安心できるポイントではないでしょうか。

クーリングオフ制度をはじめとしてこういった要素も加わったことで、以前よりも医療脱毛はより利用しやすくなったと言えますね。

クーリングオフはいつまで?適用条件をまとめました。

では、実際にクーリングオフを使う場合にどうすれば良いのか手順をお伝えしていきますね。

  • クーリングオフの期間はいつまでなのか
  • クーリングオフの適用条件

この2つの項目についてしっかりとチェックしておきましょう。

クーリングオフの期間はいつまで?

クーリングオフの期間は契約から8日以内となっています。

この期間を過ぎてしまうと、クーリングオフが適用されない事がほとんどですので「あとで連絡」ではなく、クーリングオフがしたいと思った時になるべく余裕をもって手続きを行うようにしましょう。

契約してから8日以内(当日消印有効)の手続きが必要…と覚えておきましょう。

脱毛サロンにおけるクーリングオフの適用条件とは?

クーリングオフは消費者を守る法の一部であり、契約した後でも消費者が希望すれば解除できるとても心強い制度です。

ですが、どんな条件でも関係なくクーリングオフが出来るわけではありません

そのために脱毛サロンに置けるクーリングオフの適用条件を確認しておきましょう。

  • 契約期間が1ヶ月以上
  • 契約金額が5万円以上

こちらがクーリングオフが適用されるための条件ですね。

また、どちらか一方が条件を満たしていなければ、クーリングオフの対象外となってしまうので注意しましょう。

契約期間が1ヶ月以上でも契約金額が5万円以下の場合は、クーリングオフは対象外になります。

もちろん、上記でお伝えした「契約から8日まで」という条件も忘れてはいけません。

クーリングオフの具体的方法!電話・手紙の場合も

この項目では、クーリングオフを行うための具体的な方法についてお話していきますね。

クーリングオフは「手紙」・「電話」のどちらでも行うことが出来ます

契約者の方が直接サロンに行ってクーリングオフの手続きをする必要はありません。

では、具体的な方法や書類の作り方を見ていきましょう。

手紙(はがき)でクーリングオフをする場合

書類を作成するとなると、難しい言葉や専門的な知識が必要そうなイメージがありますが、クーリングオフに関しては「絶対にこう書かなければいけない」といったルールはありません。

「契約を解除します」という内容が書かれている書類を作成して、契約日から8日以内にサロンに到着すれば良いのです。

では、はがきを例にご説明していきますね。

【表面(宛先などを書く面)】

  • サロンの住所
  • サロン名

【裏面(クーリングオフの内容を書く面)】

「契約の解除通知」(タイトル)

  • 契約日
  • サロン名
  • 契約したコース名
  • 契約した金額
  • 右契約を解除しますので通知いたします。
  • 代金としてお支払いした○○円の返還をお願いいたします。
  • 平成○年○月○日
  • 氏名
  • 住所
  • 振込み口座番号

こちらを記入したら、万が一「送られて来ていない」・「契約から8日以内に到着しなかった」なんてトラブルを避ける避けるために、ただポストに投函するのではなく…

  • 書留
  • 特定記録郵便
  • 内容証明

発信日が分かるように、郵便局で上記のサービスを使うのがベターです。また、コピーをして自分用に保存しておきましょう

内容証明については、「発信日」をはじめとして「記載した内容」や「宛先・差出人」まで記録されますので、万が一の時に備えてこちらを選択するのも良いでしょう。

また、クレジットカードを利用して契約をしている場合には、サロンとクレジットカード会社の両方に手紙を送る必要がありますので、注意してください。

電話でクーリングオフをする場合

電話の場合は、通っているサロンに連絡を入れ「クーリングオフがしたい」という内容をスタッフに伝えると、手続きを行えます。

※(サロンによっては電話によるクーリングオフの対応を受け付けていない場合もあります。)

ですが、電話だけでのクーリングオフは推薦できません

上記でお話したように、サロンの中には日付などを誤魔化して「クーリングオフの適用条件に満たない」といったトラブルが起こる可能性もあるからです。

それこそ、全てのサロンがそういった事を行うわけではありませんが、万が一の事を考慮すると手紙などを使ってしっかりと記録するのがオススメです。

クーリングオフの期間や適用条件を再チェックしよう

それでは、クーリングオフするための具体的な方法と適用条件などを簡単にまとめていきましょう。

期間 適用条件
契約から8日以内
(当日消印有効)
・契約期間が1ヶ月以上
・契約金額が5万円以上
  • 書類で送る際に「書留・特定記録郵便・内容証明」を使うのが良い
  • トラブルが発生する可能性があるため電話で伝えるのは非推薦
  • クレジットカードを利用して契約している場合は、「サロン」・「クレジットカード会社」の両方に書類を送る

クーリングオフ期間が過ぎていた!その場合はどうする?

もしも、クーリングオフ期間が過ぎてしまった場合は、当然クーリングオフを行う事は出来なくなります

ですが、このクーリングオフ期間が過ぎた日から「中途解約」を行う事が出来るようになります。

※ただし、サロンによっては中途解約を行うための条件が設けられているケースがありますので下の項目の「脱毛サロンによって条件や手数料が異なる!」を参考にしてみてください。

もちろん、解約するための理由は必要ありません。解約をしたいと希望すればどんな理由であれ途中で解約することが可能なのです。

解約の方法はサロンによって異なりますが多くのサロンの場合、以下の流れで解約をすることが出来ます。

  • サロンに電話で連絡
  • 書類が送付される
  • 書類に必要事項を記入してサロンに送付
  • 返金

なお、クーリングオフ期間が過ぎてしまったからといって、契約終了まで絶対に通い続けなければいけない…というわけではありません。

解約したい事をスタッフに伝えれば、手続きを行ってくれますので、「やっぱり自分には合っていなかった」と感じたのであれば、無理をして通うよりも解約を選択する方が良いでしょう。

中途解約となり解約手数料などがかかることがある

ただし、中途解約の場合はクーリングオフと違って「違約金」や「解約手数料」が発生するため、全額返金は難しいのが現状です。

この解約手数料はサロンによって異なります。

中には解約手数料が発生しないサロンもありますので、次の項目で大手脱毛サロンの解約手数料についてご覧になってみてください。

脱毛サロンによって条件や手数料が異なる!各サロンをチェックしよう

中途解約の手数料は、脱毛サロンによっても変動します。

そのため、ここでは大手脱毛サロンである…

  • ミュゼ
  • キレイモ
  • 脱毛ラボ
  • 銀座カラー
  • シースリー

こちらの5社を参考にしてみていきましょう。

手数料 条件
ミュゼ 無し 無し
シースリー 返金額の10% 無し
銀座カラー 返金額の10% 契約1ヶ月以上
契約金5万円以上
脱毛ラボ 返金額の10% 無し
(月額制・都度払いの場合は2ヶ月以上契約)
キレイモ 返金額の10% 2ヶ月以上契約

各サロンとも手数料の上限は2万円となっています。

各サロンの返金の際にかかる手数料と解約の条件についてまとめました。

銀座カラーについては、月額制で契約した場合「最低申し込み期間」(コースによって日数が異なる)が設けられており、この期間中に解約すると返金はありません。

それぞれのサロンを比較してみると、どのサロンも手数料は10%が平均でしたね。手数料の上限は2万円です。

そしてミュゼは唯一「手数料」はかからず「中途解約の条件」がフリーでした。

この中で「解約手数料や解約するための条件」を中心に見れば、気軽に脱毛をしてみたいと言う方はミュゼがオススメできますね。

脱毛サロンとクーリングオフまとめ

それでは最後に、今回お話した脱毛サロンとクーリングオフに関する要点をまとめていきましょう。

  • クーリングオフの条件⇒契約から8日以内かつ契約期間が1ヶ月以上・契約金額が5万円以上の場合適用される。
  • クーリングオフの方法⇒電話や手紙でクーリングオフをすることが出来るが、電話の場合だとトラブルが起こる可能性があるため、手紙など書類で手続きを行うのがベター。
  • クーリングオフ期間が過ぎたら?⇒期間が過ぎるとクーリングオフは出来なくなるが、そのかわり中途解約をすることが出来る。ただし、解約手数料が発生する場合があるので注意。
  • 手数料はいくらかかる?⇒サロンによって異なるが、返金額の10%としているサロンがほとんど。手数料の上限は一律2万円となっている。

今回は、脱毛サロンにおけるクーリングオフの条件をはじめとして、中途解約の注意点を中心にお伝えしていきました。

上記でお話したように、クーリングオフ期間が過ぎてしまうと、解約するために手数料が発生する場合がありますので、先延ばしにせずに余裕をもって手続きを始めるようにしましょう

そして、手続きを行う際には電話などではなく「証拠」が残る手紙などの書類を選択するのが良いです。

これから脱毛サロンに通う方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

★勧誘に関して

脱毛キャンペーンは勧誘があって当然?お金がないから…で断るのは失敗します。